さあ、今日からいよいよ話せるようになるための具体的な方法を紹介してまいりますが、その前に確認しなければならない大切なことがあります。
1)あなたの発音と声調に大きな欠点はありませんか?
2)短い文なら、ある程度なめらかに読めますか?
3)基本的な文法は学びましたか?
以上の3つの点をクリアすれば、話すトレーニングの準備は整いました。
最初に紹介するのは、対話形式のテキストを用いたロールプレイングのトレーニングです。
入門~初中級レベルのテキストは、対話形式が多いと思います。
学校の授業では、ロールプレイング形式で対話の練習をすることもあるでしょう。
ロールプレイングは一人でもできるんですよ。
テキスト付属の音声を用いれば簡単です。
すでに学んだテキストや今よりも低いレベルのテキストから始めましょう。
AさんとBさんの対話の場合、Aさんが先に話すのでしたら、あなたはBさんの役を担当します。
Aさんのセリフを先に聞きます。
そこで音声を止め、あなたがBさんのセリフを言うのです。
音声を再開すると、今あなたが言ったBさんのセリフが繰り返されますから、正しかったかどうか、すぐに確認できます。
この繰り返しで対話の最後まで練習します。
ここで、大切なのは次の3点です。
1)対話の場面設定や登場人物のキャラクターを理解し、登場人物になりきる。
2)Aさんのセリフをよく聞く。
3)お芝居をしているつもりで、Bさんのセリフを話す。
そうです。想像力を働かせて、話すトレーニングをするのです。
こういうロールプレイングは、記憶に残りやすく、とても効果的です。
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