会話となると相手の話も聞き取らなくてはなりませんから、難易度が高くなりますが、自分から話すだけでしたら、良い方法があります。
それは「箇条書き式短文スピーキング」です。
特徴は次のとおりです。
① 主語 + 述語 + 目的語 というシンプルな構文しか使わない
② 主語は絶対省略しない
③ 接続詞は原則使わない
④ 複文は使わない
「箇条書き式短文スピーキング」で、自己紹介してみましょう。
・みなさん、こんにちは
・私は○○といいます。
・出身地は△△です。
・現在私は◇◇に住んでいます。
・家は駅から歩いて5分程度です。
・◇◇は、とても静かで良いところです。
・私の家は4人家族です。
・上の娘は、来月結婚します。
・私は以前□□会社に勤めていました。
・私は2年前に定年退職しました。
・私の趣味は旅行と太極拳です。
・みなさん、よろしくお願いします。
日本語で書くと、なんだか「私は」「私は」とうるさい感じがしますし、なめらかさにも欠けますが、中国語で話してみてください。
案外中国語らしく話せると感じるのではないでしょうか?
しかもシンプルな構文ですから、文法を間違えようがないのです。
文法を間違えなければ、必ず通じる中国語になります。
ご自分が話したいテーマについて、
箇条書き式短文スピーキングを試してみてください。
長い文章を、情報の切れ目で短く区切る要領です。
もう一つ例を挙げましょうか。
週末というテーマで「箇条書き式短文スピーキング」をしてみましょう。
・土曜日と日曜日、私は起床が遅いです。
・私はだいたい午前10時頃起きます。
・土曜日、私は美術館に行きます。
・日曜日の午後、私は妻と一緒にショッピングに行きます。
・外出した時、私は必ず書店に行きます。
・私は読書がとても好きです。
・書店で、私は必ず3冊くらい本を買います。
・毎週日曜日の夜、私と妻はレストランで一緒に食事をします。
時間を追って、簡潔な箇条書きをする要領ですね。
これだったら、どなたにでもすぐ試していただけるのではと思います。
ぜひお試しください!
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