読解についてのブログ、前回からずいぶん間隔があいてしまってすみません。
お手数ですが、前回のブログをご覧になってからこちらを読んでください。
中国語のかなめは「述語となる動詞・形容詞」だとお話ししましたが、
動詞や形容詞をどうやって見つけたら良いのかという具体的な方法をご紹介します。
動詞や形容詞を見つけるためには5つのアプローチがあります。
1)助動詞に注目する
助動詞の定位置は動詞のすぐ前ですから、助動詞の後ろには動詞があるのです。
2)構造助詞の“地”“得”に注目
・“地”は主に動詞の前に置き、動詞の具体的な程度や状況を表すために用いられる構造助詞です。
つまり、構造助詞“地”の後ろには動詞があるのです。
・“得”は動詞のあとに置き、動作や行為が具体的にどの程度なのか、どのような様子なのかを表す構造助詞です。
つまり、構造助詞“得”の前には動詞があるのです。
3)助詞の“了”“着”“过”に注目
“了”“着”“过”の定位置は動詞のすぐ後ろですから、“了”“着”“过”の前には動詞があります。
4)副詞に注目
副詞の定位置は動詞や形容詞の前ですから、副詞の後ろには必ず動詞や形容詞があります。
“被”“叫”“让”を見れば受身文を、
“请”“使”“令”“让”“叫” を見れば使役文を連想しますね。
これらの品詞は“介词”ですが、これを「受身文・使役文のマーク」と考えましょう。
“被”“叫”“让”/“请”“使”“令” “让”“叫”の後には動詞があります。
以上の5つのアプローチから動詞や形容詞は容易に見つけられます。
しかし、述語にならない動詞や形容詞もありますから気を付けましょう。
明日のブログに続きます。
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