いくら話せるようになりたいと切望しても、声調がダメでは話になりません。
キツイようですが、本当のことです。
発音はなんとかクリアしても声調がいつまでたってもマスターできない人は多いのです。
それは四声の高さを把握できていないからですね。
そこで、私は四声の視覚的認識学習をお勧めしたいと思います。
四声の高さを分かりやすく視覚化してしまいましょう。
まずフリクションペンを用意してください。
色はそれぞれお好みの色でけっこうですが、たいていのテキストは黒ですから、赤や青、緑などが見やすいと思います。
中国語の漢字の上に(漢字に重ねて)フリクションペンで声調の矢印を書いてください。
それぞれの漢字が四角で囲まれているようにイメージしてください。
第1声は、漢字の上の方にまっすぐ横線を引きます。
第2声は、漢字の左下から右上に向かって斜めに直線を引きます
第3声は、漢字の下の方にまっすぐ横線を引きます。
第4声は、漢字の左上から右下に向かって斜めに直線を引きます。
これだけです。
このようにしておけば、漢字と四声の高低を示す矢印が同時に目に入ります。
第1声は常に高く、第3声は常に低い音であることが、目で見て明確に認識できます。
第2声は低い第3声から一番高い第1声の高さへ、第4声は、第1声の高さから一番低い第3声まで急に下がると分かります。
大した手間ではありません。
この方法で不正確な声調、不安定な声調という課題を克服した人は大勢います。
今日から始めましょう!!
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