現代中国語は大変読みやすいと言えます。
まず、意味の区切りは“逗号”(カンマ)と“句号”(句点)で示されています。
*日本語の読点と“逗号”(カンマ)を混同しないように気を付けましょう。日本語の読点は文字通り「読む」ための記号であり、必ずしも意味の区切りを示しません。
次に、中国語の基本構文は“主谓宾”であり、ほとんどの文は“主谓宾”で構成されています。
とてもシンプルなんです。
“主语”の中に“主谓宾”の構造があったり、“宾语”の中に“主谓宾”が含まれていることもありますね。
この基本中の基本を忘れて、中国語の迷路に追い込まれている人のなんと多いことか!
では、中国語の文を読むにあたり、どこに注目すれば良いのでしょう。
それは“主谓宾”の中の“谓语”、つまり述語となる動詞や形容詞です。
“谓语”がどれか分かれば、その前にある“主语”と、後ろにある“宾语”を把握できます。
これで構文をクリアにできました。
中国語読解の要は、述語となる動詞や形容詞の把握です。
以前「読解はこわくない」のラベルで、述語の把握について紹介しました。
もしまだご覧になっていない方がいましたら、目を通してください。
読解に苦しんでいる方、
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