最近はAI翻訳の存在を多くの人が知るところとなりました。
皆さんも使ったことがあるでしょうか?
DeepLやChatGPTなど、よくご存知ですね。
日本語から中国語への翻訳は、日本語をリプロセシング(再加工)したりパラフレーズ(言い換え)することで、翻訳としては評価されるレベルに達しないにしても、ある程度の精度を確保できます。
では、中国語から日本語への翻訳はどうでしょう?
日本語母語話者の場合、中国語のリプロセシングやパラフレーズが難しいため、そのままAI翻訳する人が多いかと思います。
すると、どうです?
なんとも奇妙な日本語訳が示されますね。
私もAI翻訳の実力を知るために、何度か試してみました。
DeepLは、やはりかなり厳しい出来です。たまに興味深い切り口の表現はありますが、評価には足りません。
ChatGPTは、一見すると「やるね!」という印象なのです。
その印象は、自然な日本語表現からもたらされます。
しかし、この「自然な日本語表現」というのがクセモノなのです。
総合評価としては、DeepLもChatGPTも大差ないかと思われます。
タイトルに「AI vs 翻訳者」と書きましたが、現時点では、人間の翻訳者に軍配が上がりました。
翻訳者としての仕事はまだしばらくの間安泰かと思われます。
(ただし、時に「AIの方がよほどマシ」という訳文を目にすることもなくはないのです。頑張りましょう!!!)
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